乙女ゲーム感想めも

ゲーム(主に乙女ゲーム)の感想メモ

悠久のティアブレイド総評

 二年ぶりくらいに乙女ゲーム再開して最初に手を付けたゲーム。

もともとロボデザで一時期話題になってて気になっていたので。(Amazonレビューもそこそこだったし)

以下ネタバレ注意

 

 

総評としては5段階評価中3といったところ。

シナリオはよかった。ただし共通が多めで若干金太郎飴の味を感じた。あとご都合主義多め。乙女ゲームなのでそこはもう諦めるしかないか。

設定もSFっぽくて、衰退した世界観とか好き。なんかもう科学…?という感じではあったけど。まあサイエンス・フィクションだしね。うん。

中村Dっぽいわちゃわちゃも共通で結構あった。すき。

恋愛はちょっと突発かなぁ…まぁ一緒にいる時期もそう長くないから仕方がないのかな。今回、ヒロインのイヴが3000年間(正確にはちょっと違うけど)AIとしか話してなくて無垢で純粋、恋愛知識や性知識も皆無、ということもあって、どう運んでいくんだろうと思っていたら、恋愛過程は薄かった。特にアタルヴァの場合、こっちも似たような状況なので、恋愛過程ほぼなかったのと、これからの彼らがちょっと不安になった( ˘ω˘)

シナリオが悪いわけではないので、各所で言われている通り、燃え>萌えという感じ。

謎が残っているので、そこはFDありきなのだろうか…ラスボスの思惑のはじまりくらい本編でやってほしかったなー。

攻略順は シュド アタルヴァ ヤジュル クレイドル ロウ

メイン二人は最初にやったほうがいいという推奨どおりにやってみた。

キャラはシナリオありきでもあるんだけど

シュド>ヤジュル>>>アタルヴァ>>クレイドル>>>>>ロウ

かなーーーーー。

システムは普通のオトメイト。もうちょっとスキップの速度あげてくれ。

 

以下、個別の感想。

 

・シュド

これぞメインキャラという感じのシナリオ。最後は燃える展開。ラストはご都合主義。でもみんなハッピーなのでもういいや。

お人好し、という性格には理由がある、という点はよかった。ただのお人好し馬鹿じゃなかったね!

シナリオとしてはヤジュルのと同じくらい好き。

恋愛は最初から好感度高くて、ほぼ一目惚れなのでは?と思う。いつから「助けたい」から「好き」になったかはよくわからない。

ほかルートでもいろいろ活躍してたね。彼の個別をクリアしてから他ルートのいろいろを見るとちょっとうれしい。

 

・アタルヴァ

総評にも書いたけど、恋愛過程は薄かった。お兄ちゃんが有能過ぎる。

あんまり書くことないw

 

・ヤジュル

シナリオは好き。敵対する立場からの転げ落ち好き。シュドと並んで恋愛過程はそこそこあったかな…という感じ。

過去は人格をいじって罪悪感を消していたけど、再生した身体はそういうのなくて、精神が悲鳴をあげるとか………すきです。そういうの。近藤さんいい仕事してる。

ティアブレイドがめっちゃ拒否ってるのが面白い。そうだよね。そうなるよね。

このルートの本物イヴちゃんが可哀想過ぎて。ほんともう本物イヴちゃん普通の女の子でしかないのに不幸背負いすぎだろ。

最後のシーンきれいだった。でもちょっと犯罪臭い。

 

クレイド

一人で二粒おいしいAI。恋愛過程はない。ほんとなかった。

クレイドルはキャラとしては好きだけど、恋愛対象としてはあまり萌えはなかった。すまない。

そのまま(AI)の君でいて。シュドルートラストは感動した。

 

・ロウ

ラスボスになったりアルカディアに騙されたりうっかり退場したり、ほかルートではあまりいいところのないロウさん。

可哀想だし救われてほしいと思うんだけど、あまり萌えなかった。

多分本物イヴちゃんがヒロインとしてはあまり好きじゃないからかもしれない。キャラとしては嫌いではないのだが。なんかサブカプみている感じだった。

ただ、シナリオからして、彼が銀髪のほうに惹かれることはないのだろうな、と。ずーーーーーーーっと思い続けてきた人だし、しゃーない。

彼を最後にクリアしたからか、ずっと銀髪イヴちゃんがヒロインだったからか、あまり惹かれるシナリオではなかった。

 

以上です。